ヤミ金への「完済」について

多くのヤミ金で横行している貸付方法に、貸付として契約した金額から第1回目の利息を引いた状態で渡す方法があります。
例えば、30,000円を借りる契約をヤミ金と行ったとします。この貸付に対して10日間で利息が3割(通称:トサン)だったとすると、10日の利息分9,000円を差し引き21,000円を顧客に手渡すようになります。実際に手にした金額は21,000円でも、契約した貸付額は30,000円ですので、ヤミ金業者は30,000円として計算するわけです。そして、今後10日毎の支払利息は貸付額30,000円をベースに9,000円を毎回支払っていくことになるのです。

 業者によっては貸付時に自家用車やバイク、小切手などを担保として取るケースもあり、このような業者相手に過払い金請求を行ったり、債務整理をする場合は、それら現物も取り返す算段をする必要があります。

「30,000くらいならすぐ一括返済できる!」

と甘い気持ちで借りていると、大変なことになりますよ!
例えば、『完済』するためにはどのように支払うか分かりますか?
実は元金+利息を一括して返済しないと完済にならないのです。そのため、30,000円を借りてトサンの利息を支払う契約だった場合、9,000円の利息プラス貸付額30,000円の合計39,000円を一括返済してはじめて完済契約終了となるのです。

10日に3割の利息が乗るとなると、早く完済させなければ20日で18,000円、30日で27,000円とどんどん利息分として取られる金額が膨らんでいくのです。
40日目ですでに借り入れた30,000円を超えてしまい、非常にもったいない状況に陥ってしまいます。
利息を支払う回数を極力短く、そして早い段階で完済したいものですね。

一番いいのは「借りないこと」!

ヤミ金問題の解決には対応している弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。

※ヤミ金対応していない法律家も多いため、対応していると表明している事務所に相談するのが1番です。

★当サイトで紹介している弁護士・司法書士

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