ヤミ金が完済阻止に良く使う手口

ヤミ金を始めとする貸金業者は、顧客が支払う利息がそのまま利益となります。そのため、借りたお金をキレイに完済されるということは、ヤミ金業者の立場からみれば、大切な回収先が1つ減ることになるのです。
そこで完済が近い顧客に対して、完済を阻止するためにヤミ金業者が行う手口が3つあります。

小額融資を何度も持ちかける

完済が間近に迫った債務者に対して、2~3万の小額の融資を持ちかけます。
個人情報を握られている弱みから、ヤミ金業者との関係悪化を恐れて、断りたくても断れないのが現状です。
新しく融資を受けた分だけ完済までの期間が少し延びてしまうわけですから、完済が目前だったことを考えると、その精神的な負担は計り知れません。
その後も数度に渡り同じような手口で小額融資を持ちかけ、完済日を引き伸ばそうとしてきます。

ジャンプを要求する

『ジャンプ』とは、返済日に資金を用意できなかった顧客から、利息分だけ回収することをいいます。
本来、返済金は元金+利息で成り立っているので、順調に元金も返済されて、残債も減っていきます。
しかし、このジャンプでの支払い回数が長引けば長引くほど、支払っているのは利息だけで元金は1円も減りません。
「返済を待ってもらえた」「融通を利いてもらえた」と喜んでしまいそうですが、実は完済を嫌うヤミ金の手口にまんまとのせられているのです。

完済をブロックされる

返済をするために事前に連絡をしても闇金業者が電話応対をせず、その結果「事前に連絡を受けていないので完済は受け付けない。利息分だけ返せ」と言って完済させないという手口です。

この手口は非常に姑息で、顧客側からはまったく連絡を取れない状況にしておいて、完済を引き延ばして手数料や利息を請求したり、なかには借金の残高を勝手に増やすこともあるというから驚きです!

本来なら事前の電話連絡をすれば完済することが可能なのに、コチラから電話をかけても電話には一切出てくれないまま返済できず、ついには日付を越えてしまうことも…。

連絡がつかないまま勝手に振込みをしても、闇金業者側は「連絡を受けていない」とし、利息分だけ引いた金額を返金して「次」の支払いの理由を作るのです。
中には振り込み口座をわざと間違えて教えたり、嘘の返済期日を伝えて「返済が遅れた」と因縁をつけるケースもあるようです。

つまり、こういう手口のヤミ金業者の借金を完済することは不可能なのです。
昔から闇金業者はいろいろと問題の多い貸金業者です。
しつこい嫌がらせや脅迫を受けて困っている債務者は後を絶ちません。
「小さい金額だから」と軽い気持ちで借りると、延々と利息を払い続けるよう仕向けられて何年にもわたって苦しい借金返済生活を歩むことになりかねません。

いちゃもんを付けてはまっとうな返済を邪魔するようなヤミ金業者とは、まともにやり取りをしても埒が明きません。
すぐにでも闇金専門家に相談して手を切ったほうがよいでしょう!
法律のエキスパートという力強い味方と後ろ盾を得て、そして、これまでの借金人生を変える大きな一歩を歩み出しましょう!

ヤミ金側は巧妙な手口を使って債権者から回収し続けようとするため、ヤミ金業者から優良とみなされた債権者は、どんなにまじめに返済を続けても完済させて貰えません。
ヤミ金と手を切る方法がないかという相談が減らないのは、完済させて貰えない事情があることも原因の一つといえるでしょう。

ヤミ金問題の解決には対応している弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。

※ヤミ金対応していない法律家も多いため、対応していると表明している事務所に相談するのが1番です。

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